ひきこもりの稚拙な考察

社会に対して懐疑的な視点しか持ってない

考えない危険

最近記事を書いてない。書きたいと思うことがなかった。
というより、ブログの存在すら忘れていた。

新学年が始まりいろいろと忙しくなったからだろうか。

確かに最近は忙しい。だか、それがブログを書かなくなった原因ではないことに気づいた。

自分の最近の生活を振り返ってみた。学校に行き、バイトをし、資格の勉強にふけっている。ここまであらゆることをしていれば自然とアウトプットするネタもあるだろう。
しかし何もブログに書き起こしたいと思わないということは、つまり何も考えず只々忙しい日々を過ごしていまっているだけではないかと。

これはとても危険な状態だ。一見忙しく充実した日々を過ごしているように見えて、実はあまり考えず右から左へと物事を流すように生きているからだ。

これと似た感覚に、フローというものがある。人間は何かに没頭するとフローの状態になる。つまり時間の流れが早く感じるのだ。
例えばあなたにこんなことは無いだろうか。深夜に仕事から帰り、とても疲れている。ふと本棚に1ヶ月前に買って読んでいない小説があったことに気づく。最初のページをパラパラめくっていくうちに、気づいたら2時間も3時間も読んでいた。
このような状態がフローである。フローの状態の後は何か達成感や感じ取ることがあるだろう。

しかし何も考えず時間が過ぎゆくのと、フローの状態とでは根本的に異なる。
最近の私のような生活は1つ1つの事柄を淡々とこなして行く生活。それ故、時間が過ぎるのが早く感じるのだが、実は頭が働いていないだけ。

今の自分が何をしていて、どこへ向かっているのか。時々振り返る時間が無いとあっという間に人生の時間は過ぎ去り、気づいたらおじさんになっているだろう。

(余談だが、私は春休み中ずっと家に引きこもっていた。何もしていなかったわけでは無い。よく本を読み、よく考えていた。そのため決して暇ではなく、随分充実した引きこもり生活を送っていた。)

時々自分の生活を振り返る習慣をつけたほうが良さそうだ。その1つがブログか日記を毎日書き続けること。その日一日を表す一言でも良い。自分の生活を振り返る、そして考える。それが最も大切である。