ひきこもりの稚拙な考察

社会に対して懐疑的な視点しか持ってない

多読のすすめ

最近、本読みました?


今は高度情報化社会。素早く情報をキャッチし行動に移せる人が勝つ時代です。世の中の動きに疎い人間は周りから置いていかれる時代です。

ビジネスにおいてトレンドを掴む重要性は言うまでも無い。世の中がどう動いているか、また将来どのようなトレンドが生まれるか。いずれも情報を多くインプットし世の中全体の繋がりを理解する必要があります。

情報を得る手段は様々。ネット、新聞、雑誌、他人から…。ネットや新聞、雑誌は素早く情報をキャッチするのに役立ちます。一方で個々の情報は抽象度が低く断片的であり、全体を高い抽象度で捉えるには足りないでしょう。読書はその点、物事の横の繋がり高い抽象度から包括的に捉えるのに長けています。

しかし本を読むにはある程度時間がかかり、効率的に情報収集出来ない場合もあります。また手にした本が駄本だったら残念ですよね。


では読書を通して効率的に情報を得、また実践に移すにはどうしたらいいか。
1日2~3冊読んできた私が考える基本は以下の3つだと思います。
  • その本を読む目的の明確化
  • 書かれた情報からの取捨選択
  • アウトプット
です。

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多読の3つの基本
目的の明確化
効率的な読書のためにはまずその本に何を求めるのかを考えなくてはいけません。目的意識もなくただただ読むだけでは頭に入ってこないでしょう。
まずは自分がなぜその本を読まなければならないのか、考えてから本を選ぶといいでしょう。

取捨選択
一度目標が明確化されたら、今度は目次を通して自分が知りたい事が書かれているであろう部分を確認します。
本は一ページ目から最後まで全て読む必要はありません。自分の知りたい情報にフォーカスし、あとは軽く読み飛ばす程度で良いのです。もちろん、予期せぬ所に良いアイデアが含まれている可能性もありまので、目に留まった部分は熟読すれば良いです。

アウトプット
本を読み終えそのまま放置、なんてことも多いでしょう。折角本を読んだのに忘れてしまい、自分の役に立たなければ意味がありません。そこで大切なのがアウトプットすることです。
本を読み進める途中に自分が考えたこと、筆者の主張で心に響いた部分に印をつけるなどしましょう。
また読んだらすぐその本を読んでわかったことなどを書き留めておくと良いでしょう。大切なのは読んだだけに留まらない事です。

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以前流行りの速読術とは異なります。
速読はあくまで方法論であって、上に述べた基本的な姿勢がベースとしてなければただ早く本を読み終えただけで終わりです。

読書に対する基本的な姿勢を崩さないことで効率的に、かつ自分にとって財産となる読書が可能になるでしょう。