ひきこもりの稚拙な考察

社会に対して懐疑的な視点しか持ってない

インプット無くしてアウトプット無し

ここ一か月、政治・経済・憲法・哲学・自己啓発・脳科学などなど

いろんな本を読んできました。

読書をするようになったきっかけは、自分が圧倒的に知識の体系が足りていない、勉強不足だ!と感じたから。

 

イデアの出し方を考える

レポートを書く時やグループワークで新しいビジネスプランを考えたりする際、なかなかいいアイデアが浮かばない、論理的に自分の主張を展開できないなど、自分の頭の悪さに悩まされてきました。

発想力や独自の視点を持つことはとても大切。仕事の会議や勉強会など、アイデアを出す必要性がある場面で自分の意見を展開できない人は無価値に等しいですよね。

 

イデアに関する書籍を何冊か読んだ中で、特に記憶に残っているのが、ジェームズ.W.ヤング著『アイデアの作り方』です。

筆者はアイデアとは物事の掛け算である、と述べています。

 

例えば最近私がハマっている蔦屋書店。あれはまさに革新的なアイデアですよね。既存の書店に対する価値観をがらりと変えました。

蔦屋書店を要素分解してみますと

 

蔦屋書店=本×カフェ

ですよね。

 

イデアは掛け算の要素があって初めて導き出せるわけです。既存のアイデア同士の組み合わせからイノベーションは起きるのです。つまり、既存の物事を知らないとアイデアなんて出せない。

インプット無くしてアウトプットはできないということが分かります。

 

知識が必要なわけ

知識が無い人が新しいアイデアを出せるわけがない。新しいE commerceを使ったビジネスプランを考えろ!なんて言われても、そもそも「E commerce」やビジネスの基本的な仕組みを知らない人には無理ですよね。

知識が無いとアイデアなんて出ないんです。だから調べるなり勉強するなりして知識を蓄えなくてはいけない。

 

先の私の悩みに戻りますが、色んな経験、人との会話、読書を通したインプットが無ければよいアウトプットはできません。自分には圧倒的に知識が足りていないことに改めて気づきました。

また知識を一つ一つのピースとして脳に焼き付けるのではなく、脳内に知識の体系を築くことで初めて知識が定着し、活用できる状態になると実感しました。

 

よく、「知識だけあっても現場で活かさなければ意味がない」「知識人になっただけでは意味がない」など言われます。もちろん、知識は知っているだけでは意味がありません。しかし「知識がなくては現場に落とし込めない」というのが私の持論です。

 

アウトプットや地頭の良さだけでなく、インプットしていくことも蔑ろにしてはいけませんね。