ひきこもりの稚拙な考察

社会に対して懐疑的な視点しか持ってない

何もしてこなかった件

なんで何もしてこなかったんだろう。なんで言い訳ばかりしてきて何もしてこなかったんだろう。 なんで留学いかなかったんだろう。 留学に行きたいと思ってたのは去年の年末まで。それが年明けから鬱になり始めて急に行きたくなくたった。果たして留学に行か…

日本の政治がクソすぎる件

先の参議院選挙をみてて、日本の政治ってすごい内向きだなぁって思いました。 憲法改正の有無が争点になってたり、野党は特に公約も掲げず「我々は自民党を引き摺り下ろすので助けてください!」みたいな、物凄くちまちましたちっさい政治になってる。 改憲…

道徳教育が無意味な件

「徳」とはなんぞや。 道を修めた人=私利私欲に基づかない善なる行為をする人であり、日本含め東アジアではこの「徳」や「道徳」教育が社会の根底にあるとされる。しかしこの「徳」というのはとてもフワフワしていて定まらない。果たして学校における道徳教…

福沢諭吉の思想が「危険」である件

福沢諭吉と言えば「脱亜論」を唱え、日本の近代化を推し進めたとして知られ、朝鮮の侵略論者としても認識されています。この福沢に関して、韓国と日本では待ったく違った認識がなされています。 朝鮮から見た福沢 福沢は儒教のような東アジアの伝統を否定し…

今週のお題「わたしの本棚」

はてなブログから提供されるお題に沿って書くことなどなかなか無いですが、今日は特に書くこともないし眠たいのでこのお題に頼ってみたいと思います。といっても、お題が余りに私的、内的な話に終着しそうですな。 とはいえ、ブログに大事なのは「書くこと」…

複雑なことを複雑に捉える

国際政治を勉強なさってる方はわかると思いますが、ポリティクスの力学を説明する際は「簡潔生」が求められます。(参考:ケネス・ウォルツ) でも、複雑な事象を複雑に捉えることってすごく大事だと思う。 例えば、イギリスのEU離脱に関する国内世論。 離脱派…

偽善でいい。ただし善人ぶるな。

はっきり思っていることを言います。 学生でボランティアに参加する人たちは偽善活動家です。しかし問題なのはそれを隠して善人ぶっいること。 でもいいんです。偽善活動で助かっている人たちがいるのは事実だから。 ただ私が言いたいのは、ボランティアした…

世界最大級の古書店街・神保町

今日はかなり天気が良かったので神保町の古書店巡りをしてきた。 神保町は早稲田と並んで世界最大級の本の数を誇る街だ。 神保町にある本の多くは専門書や古典などである。小説や文庫本を探していた私にとっては少し期待外れだったが、どの店舗も一応文庫本…

読書の意義

読書同世代の大学生と話をしていると本を読む人もいれば読まない人もいる(当たり前だけど)。昔より本離れが多くなったかどうかはきちんとしたデータが無くて分からないので、その点は触れませんが(SNSで配信されるニュースが増えてるし)、本を読まない人はも…

哲学を知っている/哲学している

「哲学を知っている」ことと「哲学している」ことの違いについて書きたいと思います。 先日書店で『○○の名言100』(○○には哲学者の名前)というものを見かけました。そのような本を買う人はおそらくバカなんだろうな、と思った。 以下にそう思った経緯を説明し…

考えない危険

最近記事を書いてない。書きたいと思うことがなかった。というより、ブログの存在すら忘れていた。新学年が始まりいろいろと忙しくなったからだろうか。確かに最近は忙しい。だか、それがブログを書かなくなった原因ではないことに気づいた。自分の最近の生…

消費税増税は"その場しのぎ"に過ぎない

安倍総理大臣は来年度の消費税10%への増税について、「リーマンショック級の出来事が無ければ実行する」旨を示しました。 しかし消費税増税は今の日本の税収にとって一時しのぎにしかならず、長期的に見れば消費を落ち込ませ、更なるデフレを招く可能性があ…

A.ヘミングウェイ『老人と海』

恥ずかしいことですがこの年になって初めてヘミングウェイを読みました。 呼んだのはピュリッツァー賞を取った『老人と海』。 数か月間も不漁続きの老人がカジキ漁に出、体がボロボロになりながらも魚と闘うストーリーです。針にかかったのは巨大なカジキ。…

マイナス金利の恩恵を受ける人・受けない人

日銀は1月にマイナス金利政策を打ち出しました。マイナス金利とは日銀が定める政策金利が0%を下回るため、日銀にお金を預けている銀行は日銀に対して利息を支払わなければなりません。お金を預けているのにさらに利息を払わなければならない状態です。そのた…

米FRBの政策金利が世界経済にもたらす影響

FRBは金融政策決定会合にて、かねてから実行を示唆していた利上げを見送った。アメリカはリーマンショックによって経済が低迷し、以降金融緩和を行い市場の活気を復活させてきた。今回の利上げは昨年度から何度か実行の可能性が示唆されていたが、ギリシャの…

SLAPP訴訟は違憲?言論の自由に抵触するか?

結論、違憲ではない。(また法律で反SLAPP法なるものは制定されてないので違法でもない。)憲法は政府に対して設ける規制であり、憲法で定められた条文は国民を拘束しない。そのためSLAPP訴訟(=言論の封じ込めを狙った訴訟)は言論の自由を拘束する目的だが、国…

インド経済の現状と発展への課題について

インドのGDPは世界9位、約200兆円(米国1700兆円、中国900兆円、日本500兆円)。人口約13億人を抱えるインド経済がやがて世界をけん引する時代が来るとの予測もあるが、いまだ成長は著しくない。 インドは1947年に独立し、その後40年間1991年まで計画経済の道…

new-born Japan到来

日本の企業は欧米の企業と比べて働き方の効率が悪い、と言われています。仕事の効率の悪さは企業の存続に関わります。よりスピーディに、より価値の高いアウトプットが可能でないと、付加価値や革新性が求められる今の世界では勝ち残れません。なぜ効率悪い…

多読のすすめ

最近、本読みました?今は高度情報化社会。素早く情報をキャッチし行動に移せる人が勝つ時代です。世の中の動きに疎い人間は周りから置いていかれる時代です。ビジネスにおいてトレンドを掴む重要性は言うまでも無い。世の中がどう動いているか、また将来ど…

インプット無くしてアウトプット無し

ここ一か月、政治・経済・憲法・哲学・自己啓発・脳科学などなど いろんな本を読んできました。 読書をするようになったきっかけは、自分が圧倒的に知識の体系が足りていない、勉強不足だ!と感じたから。 アイデアの出し方を考える レポートを書く時やグル…

不倫スキャンダルに敏感な民衆は糞に群がるハエと同等

"糞に群がるハエ" 「ゲスの極み乙女」ボーカルの川谷氏と女性タレントベッキーの不倫騒動が、年明けから海外のテロ事件をそっちのけで日本の世間を騒がせていますが、このような騒動に対して人々はそれに群がるのでしょうか。不倫騒動などが週刊誌に取り上げ…

ブログの概要

始めまして。 これま読んできた本の中で特に面白かったなと自分で感じたものを取り上げ、 皆さんと共有したいと思います。 また社会問題や政治的な議論も積極的に扱っていきたいと思います。 学問とは一方向的なものではなく相互にアウトプットしあうことで…